うつ病治療の決め手! くすりと休養

◆うつ病治療の決め手!薬と休養

うつ病は、治療を受ければ必ず治る病気で、適切な治療を早期に行えば、一般的に、6カ月から1年ほどで回復してきます。 治療の基本は、薬物療法と十分な休息をとることです。

◆一般的な治療の流れのイメージ(個人差があります)
治療の流れ めぐろ駅東口メンタルクリニック

まず、うつ病は、こころの弱さや努力不足が原因ではなく、病気であることを自覚することです。

うつ病は直線的に改善するわけではなく、「よくなったり、悪くなったり」を繰り返しながら、徐々によくなっていく病気です。あせらず、気長に治療に取り組むことも大切です。 

くすりの服用は医師の指示に従うことです。抗うつ薬はのみ始めて数日たってから序々に効き始め、次第に1~4週間のうちに効果が現れてきます。また、その後症状が安定しても再発を防ぐためにしばらく服用を続けます。自分で判断してくすりをやめたりしないようにしましょう。

◆休養について

うつ病の患者さんは、もともとまじめで責任感が強い人が多いので、「仕事を休むなんてできない」、「自分が仕事を休んだりしたら、ほかの人に迷惑がかかる」と休養することをためらったり、拒んだりすることがよくあります。


まず、こころとからだをゆっくり休めて、疲れを癒すことが一番の治療であることを理解することが重要です。回復するまでに、ある程度の時間がかかりますが、必ず治りますので、ゆったりとリラックスできるものをみつけ、治療に専念できる環境をつくりましょう。


自分ではどうにも環境がつくれないなら、医師に相談したり、家族や職場の仲間の協力を求めたり、入院を考えてみてはどうでしょうか。

めぐろ駅東口メンタルクリニックはひとり一人に合わせた治療計画とともに適切で有効な治療・処方を行います。

 

うつ病治療の決め手! くすりと休養2