強迫性障害の治療方法

OCDは、適切な治療によって治る病気です。症状の程度も現れ方も人によって違うので、自己判断で素人療法を行うのは危険です。まずは、通院しやすい地域にある病院の「精神科」や「精神神経科」を受診しましょう。そして、自分は本当にOCDなのかどうかを、専門医に診断してもらいます。

治療法には、大きく分けて薬物療法と行動療法があり、多くの場合、両方が併用されます。どちらの治療も専門医の指導のもと、長期間かけて行ないます。現在、こうした治療で7~8割の方が、日常生活を送るのに支障のないレベルまで治っています。

強迫性障害の治療「薬物療法」と「認知行動療法」の2つが中心

強迫性障害の治療において重要なことは、まず、この病気について正しく理解することです。強迫性障害による強迫観念や強迫行為は性格や性質だからしかたがない、というものではありません。適切な治療を早期に開始すればよくなることが多いと言われています。
また、強迫性障害は症状が多様であり見分けにくい疾患であるため、専門医を受診して正しい診断を受けることが大切です。

自分または家族がそうではないか?とお悩みの方は一度受診されてはいかがでしょうか?



 

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