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ひきこもりってどのような状態をいうのでしょうか?
「ひきこもり」とは、特定の病気や障害ではなく、ひきこもる「状態」を指す言葉です。
厚生労働省の定義などを参考にすると、自宅にひきこもって学校や仕事に行かずに、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヵ月以上続いている状態を指します。「社会的ひきこもり」であるかどうかという定義や基準にあまりこだわらず、本人や家族が何らかの困難を感じられているのであれば、支援が必要な状態であると考えてください。
「ひきこもり」の程度はさまざまで、相談事例(注)のうち、本人の約5割は外出に困難が伴います(外出不可能が26.9%、条件付きで外出可能が20.9%)。一方、約5割は外出可能ですが、対人交流の少ない生活を送っています(「友人とのつきあい・地域への活動には参加」しているものは1割弱)。
同様に相談事例については、本人の性別は、男性が約4分の3と多く、年齢は19歳~24歳がピークですが、30代が約3分の1を占めています。
「ひきこもり」の状態が始まってから現在までの経過年数は平均4.3年となっています。1~3年未満が24.9%と最も多いのですが、10年以上経過も23.1%と多くなっています。
めぐろ駅東口メンタルクリニック
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