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むずむず脚症候群って何?~脚の不快感で寝れない!?
聞きなれない「むずむず脚症候群」(むずむずあししょうこうぐん、Restless legs syndrome; RLS)は、身体末端の不快感や痛みによって特徴づけられた慢性的な病態です。 レストレスレッグス症候群(レストレスレッグスしょうこうぐん)、下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)ともいいます。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は、まだ聞きなれない名前ですが、 睡眠障害の一種で、日本人の200万人~500万人が罹っていると見られています。 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の患者数は女性が男性の1.5倍、 加齢に伴い増加しています。
●むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の特徴 ○脚の不快感がたまらない →脳の暴走でせき髄反射を抑えられない ※刺激を与えると信号がせき髄を通って脳に伝わるが、せき髄の興奮を鎮める 神経細胞A11(エーイレブン)の働きが弱まるため ○横になるとやってくる →原因のひとつは「夜」という環境で、夜になると日中とは違い、血液中の鉄の量が 少なくなるが、鉄は脳の神経細胞A11の働きに欠かせない ※鉄をしっかり補給していても、遺伝や加齢が原因で、神経細胞A11の働きが低下 している人たちもいる
●むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
(1)脚の表面ではなく奥に不快感
(2)動かない時に不快感が強まる じっと座っているときや横になっている時に、脚(時には腕にも)に不快感が起こり、「脚を動かしたい」という強い欲求が現れます。この不快感は「むずむずする」「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「いたい」「かゆい」など、さまざまな言葉で表現されます。この病気は徐々に進行していくと言われており、一般の方はもちろん医師の間でもまだあまり知られていないため、自分の症状が病気であると気づいていない場合や、病院に行っても医師に理解してもらえないことも少なくありません。
めぐろ駅東口メンタルクリニック
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