うつの初期症状

軽いうつ病の場合は、このようなこころの症状が出ても、なんとか仕事などをこなしていけるため、うつ病の発見や受診を遅らせてしまいます。 風邪を引いたら、熱が出て、頭が痛くなり、盲腸になったらお腹が痛くなります。人のからだは病気になると何らかの症状が現れてきます。うつ病でもこれと同じようにさまざまな症状が現れるのです。ただし、うつ病が他の病気と違うところは、こころとからだの両方に症状が出ることです。

うつの初期症状

こころの変化 からだの変化
物事をやるのがおっくうで早くできない 
集中力が落ち、続かない 
仕事を能率よくできない
人に会いたくない
人と一緒にいたくない
寝てもさめても同じことを考えている
(心配ごとや悲観的なこと)

不眠、頭重感、頭痛、めまい 
食欲不振、胃部不快感、便秘
口が渇く 
肩こり
背中や腰などからだの痛み 
息苦しい、動悸がする
手足のしびれ感
嫌な汗や寝汗が出る 
排尿困難
性欲低下
女性では月経不順など

 

◆その他のこころの症状が現れることもあります。 
◆物事の判断がにぶくなる
◆自分に自信がなくなる
◆自分を責める
◆ささいなことから不安に陥りやすい

 

次は治療の流れについてみていきましょう!


 

うつ病治療の決め手! くすりと休養